「東京女子図鑑」のドラマ版を見ました

水川あさみさん、すごい。20代から40代まで演じても、若作りにも無理やり歳とらせたみたいにも見えない。好きな女優さん。すごい。

物語が全く共感できない「若者の価値観」のところから、年齢が上がるにつれ、自分の心の中にもあった悩みや出来事に近づいて、さらには追い越して行った。


東京って果てしなくて少し恐い。恐い人と怖がっているひとがすごい密度でいる。ほんのちょっとしか東京に住んでいなかったけど、東京に住んだからって自分がレベルアップするかとかは、ないわけだよな。ドラマ内では、東京の中ですら街ごとランク分けされて。

働いて少しお金を持つと、自分ってすごいんだぞと思って、自分が違う何かになったかのような勘違いをしてしまう。たとえば、後輩に、下請けの業者さんに、偉そうにしちゃったりする。


私が今の年齢になって思うのは、何の仕事をしていても、どこにいても、ひとりの自分になればちっぽけだと知っていたほうが良いということかな。

人の仕事を尊敬することが大事。特に敬意をはらいたいのは、お金を払って自分のために働いてくれる人に対してかな。「お客様は神様」と思うのは、働いている側が心がけることで、お客の立場の自分が思うことではない。人はみんな、自分を尊いと思うことは、わりかし簡単。他人を尊いと思うことは気をつけていないと、時々忘れてしまいがち。

どんな環境にいたって、人はひとりぽっちです。

もっとちゃんと大人になりたい。

子供の頃は、「苦手なことがたくさんあっても得意なことが一つあれば素晴らしいのよ」「好きなことが一つあればいいよ」「友達がたくさんでなくても一人いればいい」とか言われて育つ。この類のことは、ある時点まで共通の価値観だと思う。

しかし、大人になると、苦手なことをやらなきゃいけない機会は、ものすごく増える。これからも、やったことのない、苦手なのにやらねばならないことはどんどん増えていくだろう。

そういう時に、自分の心を支えるのが、得意なこと一つや、好きなことや、たった一人の友達なのかもしれないけど。

人生について、考えちゃう作品でした。

makibadori

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